(ネタバレなし)エヴァシリーズ、完結してしまった。
みんな、みにいっていると思いますが、シンエヴァ、初日の朝7時の映画館に行きました。
まさか席取れるとは思ってなくて、争奪戦という名のサーバー攻撃に参加しまして
最後の3席のひとつに滑りこみました。
渋谷のtohoとか、めっちゃ人が来るところにしたのは、今の会社がそこから徒歩3分のところにあるからです。
9時50分まで映画観てて、10時から始業、間に合いますよね。
大学に入った年にエヴァのテレビ放映が始まりました。
当時の私は、1年間テレビなしの予備校の寮生活明けで
実家にいた頃もテレビを見てなかったので
食いついていました。
その後の深夜のダイジェスト、みんなで集まってみたり、ビデオ借りて集まって上映会したり、映画になった時はみんなで行って旧劇で落胆したり
新劇で興奮、Qで寝込む。
思い出を語るには想いが大きすぎて
でも、今回ほんとに
終わったんだなって喪失感がすごくて
なにしろ人生の半分以上を「エヴァンゲリオンの謎解き」で生きてきた自分なので
終わってしまったという人生の穴が。
青春がやっと終わったのだろうなぁ。
エヴァの結末を気にしないでよい人生が始まってしまいました。
ガンダムとエヴァ、私は、パソコンが得意ではあったけど、数学も点数取れてたけど、大学は西洋哲学を学んでいたようなド文系の人でして
それでも女性エンジニア的なものに憧れていたのは、ガンダムとかエヴァに出てる女性エンジニアがかっこよかったからです。
ホワイトベースをガチで操るミライさんとか、めっちゃかっこいいパソコンの達人、リッちゃんとか。
それでエヴァではPanasonicのパソコン結構出てきて、仕事選ぶ時も「レッツノートが支給される」とか「タフブックが支給される」とかいう条件で飛びついたりして。
紆余曲折で富士通の派遣に潜り込んだときは、エンジニアと少し離れた業務で
シンゴジラのとき「主人公の使うパソコンを選ぶ」というポジションになりまして
私が選んだパソコンを矢口が使ってる!!!ってんで、取材受けたり、ハマりすぎて沼すぎて映画館に通い詰めたりして。
音楽については、ミサトさんに惚れすぎて、朝からエビスを飲む学生生活の中「葛城バレエ団」というバンドを組みました。私の曲とアレンジをやるバンドです。ただバンド名を名乗りたかった。かっこいい大人のミサトさんになりたかった。「こんばんわ葛城バレエ団です」って言いたかった。言えた。そしてそのまま、葛城バレエ団が終わり「くつした」をはじめて
今もミュージシャンでいます。テレビにも出ちゃった。
離婚のタイミングでシンゴジラの狂騒の中にいたので、蒲田に引っ越してきてしまいました。
半生、このように
庵野さんに振り回されておりましたが
結局、たぶん、かなり知識と実績のある女性エンジニアになれました。たぶん。
今ネルフ?ヴィレ?に呼ばれても、リッちゃんの右腕になれるとおもいます。
コーディングはやいし。たぶん。
大事なことは.すべて、エヴァから教わったんだよな。
そして3月8日。朝7時。壮観。300人の「大きなお友達」で満席の渋谷の映画館。
雨の日の、寒い朝。
ずっとこの寒さや雨や空気感を覚えてるんだろうなって思いました。
旧劇のときのそれがそうだったように。
そして、シンエヴァを見てから出社して、何をしてても涙ぐんでしまいそうなほどの気持ちで
でも、そう、金髪ベリーショートの敏腕エンジニア、私はリツコ、という気持ちで頑張れて
会社を出て渋谷の街を歩いていたらぼろぼろに泣けてきてしまいました。
ほんとに終わっちゃったんだ、、、、
この結末を見れずに先立ってしまった友人知人たち、、、
彼らの分も、生きている。
教えてあげたいのに、みんなもう、いない。
なんだよなぁ、これの感想戦でトークしたかったよ、clubhouseとかでさ!
死ぬなよー。
これからもしぶとく生きて、色々なものを見て、見届けて、いきたいなと思いました。
ほんっっっとにアスカ最高。
積みプラモ増やしちゃった。
おわりです。