素通り通信

愉快な記録です。

2週間経ってラジオ出演の話

もう2週間過ぎてしまいましたが
8月28日、J-Wave浦沢直樹先生とトークセッションしてまいりました際のお話。


オシャレなFM、J-Waveは六本木ヒルズにあります。

ばばーん

33階だったっけ
高層階なので夜景も凄いです

どどーん

さてさて、実は7月に一度スタジオ内にお邪魔して番組も経験しており、スタッフさんもDJのサッシャさんも初対面ではなかったので、変にガチガチに緊張しまくることもなかったのですね。
あと一緒に出たのが芸人軍団だったので、楽屋も楽しかったです。

簡単な打ち合わせとかリハーサルとかやったり、楽屋で適度に盛り上がったりしていたらもう本番開始の時間になってしまいました。
実は芸人軍団の誰よりも年齢が上だと途中で判明したので、すっかりアネゴ気分です。紅一点だし。


さてさて、番組が始まってしまうと生放送ですので
もうあっという間ですよ。
サッシャさんは浦沢さんの小中学校の後輩なんだそうな。
途中のコーナーから出演だったのですが、スタジオ前で待たされている間がとにかく長く感じました。
浦沢さんもすぐそこにいるのです。ガラス一枚向こう。
いざ始まると隣の席に座る予定になっていたので、あんまり見れないと思って待ってる間に浦沢さんをガン見しておきました。


かっこいい!!!


しかしあの浦沢さん見ながら並んで待ってた時の雰囲気。そして流れていたT-REX。この先ずっと忘れないんだろうなぁと思います。


さて、浦沢直樹さんのお話。
私は漫画雑誌は花とゆめとかりぼんとかを小学校の頃読んでましたが、中学時代に読み始めたスピリッツはその先20年近く欠かさず読んでおりました。人格形成に多大な影響を及ぼしています。
そこで読んでたのが「YAWARA!」ですね。20年前。
あの谷亮子と同い年だったこともあって、夢中になって毎週読んでおりました。
その後も浦沢漫画は、ほぼ完全制覇。PLUTOに至っては豪華版のほうで揃えております。
そんな私が番組に呼ばれてしまったのはもう必然といっていいでしょうか。
浦沢さんのCDまで持ってるんですから。

20センチュリー・ボーイ~Final Chapter

20センチュリー・ボーイ~Final Chapter

マークボランとケンヂと自分の顔を並べてリボルバーにしちゃうなんて凄い。
つうかこれジャケ買いして特典の下敷きまで貰っちゃいました。
またこの自画像がよく似てるから凄いよなー。


そんな浦沢さんのすぐ隣にずっと座ってトークさせていただきました。
ほんとに隣。
最初はもう、顔が見れない。チラチラ見るけど目を合わせる勇気が出ない。というかチラチラ見たらイケメンでびっくりするんです。だって本当に近くてもう。
いやあ、かっこいい。ヒゲもカッコイイ!
で、番組は進行し順調に自己紹介など皆でして、最初の曲&CMタイム。
ラジオなので曲やCMの間は自由時間なのですよね。
で、その最初の自由時間、浦沢さんのほうから私に話しかけてきたのでした。
すげえ!!!浦沢直樹に話しかけられた!!!すげえ!!!
というかいろいろ私らのような若者(若くも無いが)
に気を使ってくれてCM中なども面白い話をしてくれたりして
ほんと凄い人ですよ。
途中から本当にもう聞き入ってしまうようないいお話が聞けて、なんつうか本当によかったです。
そしてCDを渡してしまったのが何よりの興奮。


浦沢漫画は人情がよく出てるあたりが好きなんですね。勿論ストーリーとか絵とかも好きなんですが。
私のような曲がった人間がこの年になっていろいろあってこうやって生きていても、人間が好きでいられる、人間を嫌いにならないでいられるのは浦沢漫画を読んできたおかげっていうのもあるんだと思います。


今月、新宿ロフトで浦沢さんのライブイベントがあります。あの岡林信康も出演ということで見に行く予定です。
岡林信康が出る!というのは実は浦沢さん本人にアピールされたのです、で、自慢されたら自慢し返そうと自分は早川義夫とツーマンやるんですと自慢し返してしまった。
多分番組中の私はいたって真面目でしたが、浦沢さんには変なヤツだと思われたでしょう。


2週間たって、あれから普通の毎日を送っていて、なんかこうようやく「凄い経験した!!」って実感が沸いてきました。
六本木ヒルズ33階。ものすごい夜景。
そして私の声があちこちの家で車でお店で流れていたんだなぁと。
お話したのは、あの浦沢直樹なんだなぁと。
すごいことだ!!!すごい!!