東京一年生、2018年を振り返る。
昨年末バツイチとなり、年明けに引っ越して東京都民になりました。
今年はそんな東京一年生な年でした。
私は田舎っぽいところで育ったので、頑張って勉強してそこそこの大学にいけば東京都民になれるんだろうと夢を持っていたのですが、大学は東京を飛び越えて横浜に行ってしまいまして、その後も「都内で働く」ことはあったものの都民になることはなかったんです。
いつかその夢は叶わぬものかと思っていたんですけど昨年末の離婚が決まって、もう、すごい勢いで「おら東京さ行くだ」となり、蒲田のはずれに引っ越してきてしまいました。
ちなみに年明けの引っ越しは元旦那と私の音楽仲間の屈強な男性らと行いまして、業者なしでの引っ越しでした。
元旦那、マジでいい人、というのと、そういう時「引っ越し?手伝う手伝う」と駆けつけてくれる仲間がいるってのは良いですね。
と、いうことで、蒲田のはずれの2Kの家に、12歳年下の友人女性とシェアハウスな生活が始まりました。
同居人、ガチで12歳年下でございまして、そんな一回りも下の女子と暮らせるんか?という感じでしたが、一年間あれやこれや楽しかったし同居人いてくれて本当よかったです。
ちなみに同居人は年明けに出ていき地方に永住いたします。
地元でもないところの土地に永住を決める。
私より一回り年下でそういった決意ができるのって凄いなあと思いつつ、そういえば私が結婚しようかって実家を出たのはそれくらいの年齢だったんで、ま、そういうもんなのかなーとも思います。
で、気になると思いますが、どうして一緒に暮らそうってなるような、一回りも年下の友人がふつうにいるのかというとそれは「くつした」の活動してるときに知り合った子で、端的に言うと「くつしたファン」というか色々ライブ来てくれたりしてた子で、あと昨年亡くなったうちの犬と仲良くなってくれて、犬が急に病気で倒れてもう歩けなくなってしまったとき、泣きながら彼女に連絡したら、駆けつけてくれたんですね。最後のお散歩は一緒に行ったんだっけな。そういう間柄でした。あれは本当に感謝してて、今でも思いだすと少し泣けてしまう。
そんで最近もそのうちの犬のこと「親友だった」って言ってくれてて、あっ、やっぱいい子だなぁ、一緒に住んでくれてありがたかったと心から思いました。
つらつらと一年の生活を振り返って書いてみますね。
1:一回り下の赤の他人と暮らすって?
ふつうに考えると、世代も違う女子と暮らすのってうまくいかなさそうじゃないですか、でも、なんか一年間仲良くやってました。特にすごい喧嘩したとかいう記憶もないし、お互いがお互いのペースで暮らしてて、でもそれ以前からよく飲みに行ったりしてた仲良しなのでタイミングが合えば二人で飲みに行ったり、家飲みしたり、まあ色々と。
私も元々寮生活とか結婚という名の共同生活とかやってきたので「だれか一緒にいる」のは割と慣れているし、それなりに気を配るのはストレスでもないし何かあっても我慢するというほど我慢してる感じもなく。
同居人も前の家もシェアハウスだったので、共同生活慣れしてて、そのへんはうまくやってくれるタイプでした。
あと仕事が同業者(エンジニア)だっていうのもあって技術系の話が普段の会話でふつうにできたのも面白かったです。
特に同居のストレス的なのはなく、楽しい一年でした。
まぁ私のほうが年上ってのもあり若干「年上の余裕」的なところはあったかな。
なかなか忘れられない一年になったかなと思います。
あ、なんで一緒に住むことになったのか書いてなかった、離婚が決まったときにFacebookで「だれかルームシェアしない?」みたいなこと書いたら即「する!」とコメントくれて、そのまま進んでいきました。物件も二人で回って見つけました。
2:生活の変化
・テレビを見なくなった
・朝、なぜか起きるようになった
・部屋が汚れなくなった
・コンタクトレンズにした
・就職した
ものすごいざっくりまとめてしまいましたが、日常的にテレビ見なくなってしまいました。
同居人がいるから「音うるさいかなー」と気を使っていた、というわけではなくて、長い長いイヤホン買ったので、見るのは可能なんです。あと生活時間帯も微妙にずれてたから家に一人でいるってことも多くて、でもテレビつける気にならなくて。
今までは起きたらテレビつける、寝るまでついてる状態だったのに変わるもんだな。
ブルーレイレコーダーもあるし、ドラマの録画予約とかしてたんだけど、あんまり見ないで削除する感じで終わってしまった。
あ、でも、オリンピックとかサッカーW杯とかは見てたんですよ。
日常的に見なくなった理由はよくわかんないです。とはいえ、見ないでも生きていられるんですね、テレビって。
だがしかしテレビを全く活用しなかったわけではなく、Fire stickがあったのでamazonのプライムビデオとかは大画面で見たいんで、それで使ってたかな。
つい先日同居人と家で飲んでて、全然テレビ見なかったよねって話になって
あまりにも使わないからテレビ売っちゃおうかなとか言ったら、一旦売って、安い4K買ったらいいんじゃないかとアドバイスされました。
「そしたらフレディーも4Kで観れるで!」と、同居人が熱く言ってて、あ、ボヘミアンラプソディーのBD化した後のことを言ってくれてんだなと。
同居人、面白いでしょ。
朝起きれるようになったのは、我が家の日当たりが良すぎるからです。一日中日当たりが良いんです。で、もう強制的に目が覚めてしまう。
あと線路が近いから若干うるさいってのもあるのですが、えーと線路の近くで暮らすのってやかましそうなイメージあるとおもいますが、あれって、暮らしてると耳が慣れちゃうんですよね。マジで。
学生時代にガチで線路の脇に住んでた事があって、めちゃくちゃやかましかったし揺れまくってたけど、慣れてしまいました。
私だけか?と思ったら同居人も線路の近くに住んでた経験があり、慣れるわなって話になって、物件決めるときにそれは障壁にならなかったです。
部屋が汚れなくなった、ってのは語弊があるんだけど、やはり同居人が女の子だと自然と整う感じでした。えーと結婚中は夫婦ともに散らかし放題で(申し訳なさで今はいっぱいですが)年に一度だけ片付ける、みたいな感じでしたが、まぁ日々そこそこな状態は保っていて、あと引越しに伴い超絶な断捨離をしたため、ものが少なく、散らかすものもなかったと。
で、家の間取りの関係で、同居人の部屋を通過しないと自室にたどり着けないのもあり、飲食は全て自分の部屋ではなくキッチンスペースで、と、自分内ルールを決めたら、食べ物が散らかることもなくやってこれました。
少し意識改革できたかなぁと思ってます。
メガネをやめて(完全にはやめてないが)コンタクトにしたのは、割と同居人の影響が強くて、同居人、さすが12歳年下で若くてオシャレなんっすよね。あ、私わりとぱっちり二重に生んでもらったのにメガネで隠れてるのも少しもったいないのでは、あと、婚活で玉砕したのを若干メガネのせいかもと思ってて、40代にして初のコンタクトデビューしました。
片方だけ乱視用で少し難しいですが、そしてまあ普段はメガネのことが多いんですが、コンタクト生活、面白いです。
私はライブで踊ったりドラム叩いたり色々そういうときにメガネがあるとズレるわけで、そのロスタイムがあると万全なパフォーマンスできない、という悩みがあって、それも解消されたし、ダーツのレーティングもコンタクト効果で上がりました。めでたし。
で、コンタクトにしたら就職してしまいました。無限フリーランスなのかと思ってたらまともな仕事に就いてしまいまして
私がふつうに朝9時に会社に行く生活できるんかーと不安もありましたが、1か月とりあえず続きました。
今度の職場はすごく良くて、何が良いって人間関係が良い、びっくりするくらい人格者ばかりでしかも仕事がみんなできるできる。
今までの仕事で感じてた「色々決めても上の判断とかで進行が遅くて萎える」みたいなことはありえない会社です。
続けていけたらいいな。
4:出会いがあった
私はふつうに生きてても出会いがたくさんある生活をしておりまして、よく聞く「出会いがないんです」という社会人の悩みが分からず、今年も色々な方々と出会ってきました。
もちろん全てが良かったわけではないですが、ほんとに、出会えてよかったなって思える人にたくさん出会うべくして出会ってこれたので、そういう意味では東京に出てきてよかったです。ほんとに感謝しかないな、出会いの運の良さについては。
5:このあと
同居人はいなくなりますが、とりあえずあと一年はここで暮らそうと思います。
東京二年生。
でもまぁ一人暮らしだと面積を持て余す感じがありまして。
もし同居してもいいかなって方がおりましたら連絡くださいませ。
2018ありがとうございました。
またね。