素通り通信

愉快な記録です。

18回忌でも思い出してしまうんだ

後輩の法事、というかお墓まいりと会食に行ってました。

f:id:kutsu_shita:20170212050636j:image

後輩は大学で2つ下ですが

在学中に亡くなってしまい 

私は、彼女が何故かとても慕ってくれていたので

先輩として、しっかりしなきゃなぁ、と、思いながら毎年の法事に行ってました。

わたしはちゃんと生きているのだろうか。

 

思い出してしまう。

 

知らなかったんだ、ご両親に私の話をしていたなんて。

あの日、告別式に着いた瞬間から見える世界がモノクロになった。

お母様に挨拶をしたんだった、初めて会うお母様が。

そしたら

「ヒロー、大好きなマリさんきたよ」といって

お棺の顔のとこ

あけてくれて

生きようと戦った顔だった。

 

そこでも泣けなくて

さよならも言えなくて

ありがとうが言いたいのに、ここにいるのにもういない。

 

とりあえず、一緒にバンドやってた時のドラムスティックを入れてもらった。

 

告別式は着々と進み、私が作って彼女が歌ってる曲が流れ出したときに崩れ落ちてしまいました、ただ、ただ、泣くしかなかったな。

 

f:id:kutsu_shita:20170212051724j:image

 お墓の後ろの梅が、綺麗に咲いていて。

 

思い出してしまうんだけど。

間違いなく、明日は来る

生きているのだから。