素通り通信

愉快な記録です。

昼ドラ、天国の恋の高揚感

今やっている昼ドラの「天国の恋」という、壮大な無茶苦茶なドラマを録画して見ている。
主人公の中年女性と、若者(中年女性の昔好きだったけど死んだ人に、似ている設定、一人二役)が、恋に落ちてるのだが、結局その若者は主人公の腹違いの妹と結婚する。
その、結婚式で非正規労働者(主人公の彼氏)が、乱入して、結婚を止めようとしてケーキに飛び込んで死ぬ。

結婚をしたのはいいが、心の中ではババアへの崇高な愛があるため妻との壮大なセックスレスに陥り、他の登場人物とかだいたい頭がおかしいので、いろいろ無茶苦茶になるのだが
主人公のババアはエンバーミングができるようになったり、若者は妻の父の病院の事務長になったりしている。
結婚式以来二年間ずっと会わずにいた
ババアと若者がばったり再会してしまい、チュッチュしたり気持ち悪い会話をしたり、やっちゃったりしたのだが
実は二人の愛は崇高なものすぎて、会わずに会えるようになった。
職場や家庭で、お揃いのペンダントを握りしめて鏡の前に立つと、鏡の中が突然青空になり部屋に強風が吹き荒れてTMレボリューションみたいになって、そして、相手が鏡の中の青空に現れるのだ。

まるでSkypeである。接続時に強風が吹き荒れるSkype

で、昨日行ったシャンソンバーで、その鏡みたいなのを見つけた。
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きっと私もペンダント握りしめてこの前に立てば、誰かに会えるんじゃないかなと思った。

ちなみに、主人公と若者が、ばったり会ってチュッチュしたり、合体したり、鏡Skypeできるようになったんだ!と、チュッチュしたりしてる間に、セックスレスが二年間続いて頭がおかしくなった妹は、嫁ぎ先の義理の父(葬儀屋)とやりまくって妊娠とかして、義理の母をいじめたりしている。

その天国の恋というドラマは、食べ物飲み物その他を相手にぶっかけて侮辱するシーンがとても多い。
ワインとかお紅茶とか刺身の舟盛りとか金魚入りの金魚鉢の水とか。その他。
ぶっかけ上等である。
勿体無いが、そもそも医者の家の話だから金持ちの感覚はぶっかけなのだろう。

因みに主人公のババアの実の父は石田純一で、実の母は毬谷友子(純一の愛人で純一の病院の婦長)で、育ての父は石原良純で、前の旦那はダンカンである。
そんな濃いメンツと生活していたりすると、ババア、頭がおかしくなっても仕方ないのかな、と、少し思った。

この文字数では説明しきれないくらい無茶苦茶なドラマなので、天国の恋の公式サイトを見るとよいと思う。
残り一週間だが、見れば笑い転げるので見たことない人は今からでもみたらいいと思う。

あと、女優の実年齢だと毬谷友子と主人公のババアは五歳くらいしか違わないのに、親子役やってて、すごいと思う。

おわり