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素通り通信

愉快な記録です。

実験くん

大学のとき、部活の同級生の理系の男が
バイトを二つ掛け持ちしていて、理系なので実験が忙しいので
いつも俺は忙しい、夜勤だ、実験だと大騒ぎしていました。
常に「俺が一番いそがしい」というタイプの人です。
でも実家住まいなのにバイト掛け持ちとか結構えらいですよね。
あまりも実験実験言ってる彼にはすてきな彼女がいたのですが
あまりにも実験実験言い過ぎて、居ない場所では「実験」と呼ばれて
挙句の果てには「何の実験だ」「女体実験だ」と揶揄される始末。
更にバイト掛け持ちも「実験費用を稼ぐため」と揶揄されてしまい
勤勉なはずの彼は単なる性の大魔王になってしまいました。
その後卒業して何年かして友人がその実験に電車で会ったらしい。
彼は今どんなふうになっていたか尋ねたら
「いそがしくて実験もままならない感じだった」
と言っていた。
何が言いたいかというと、私たちの頭の中は「実験=セックス」になってしまった
ということです。