素通り通信

愉快な記録です。

身近な結核の話

学生時代、よく飲んだりしてたOBの先輩が結核になった。
一緒に企画ものバンドをやる予定で、ライブの日も決まってたのだが
さて練習というタイミングで電話かかってきて
「結核で入院することになったからライブに出れん」と。
物凄い唐突であった。
結核の入院は国からカネが出るとか、でもあれこれ自腹でやることもありカネがかかるとか
山奥の病院に隔離されてしまうとか
結核は現代も実は地味に流行しているとか
そんなことをその時知ったのでした。
とはいっても10年と少し前の話ですが。けっこう前。
その人は普段からよく咳をしてる印象で
痰を吐くと最近は痰でなくて血だとかいう話をちょっと前に飲んだときにしていて
しかし本人は元気に飲んでたのであまり心配してなかった。誰も。
ある日丼一杯分くらい吐血したので病院に行ったら結核だったんだそうな。
よく死ななかったなぁ。
しょっちゅう我が家とかそのへんで飲み会などしてたりしたのでまさか自分もか、と皆思ったが、感染者はおらず
大パニックになるほどのものでもない病気なんだなぁと。そして退院後会ったら物凄い量の薬を飲んでて、やっぱ大変なんだなぁとも思った。
それ以来、激しい咳が続いてそうな人を見かけると「結核じゃないっすか」と普通に言って笑われたりしたが
現代にもありえる病気だということは先日のハリセンボンはるかちゃんの件で認識されるようになったのかな。
因みに「咳が激しすぎて肋骨にひびが入った」という話を退院後に聞いて
そりゃねえよwwwwと思ったのだが
その2年後くらいに咳で自分の肋骨がそうなったのだった。咳、恐ろしい。