素通り通信

愉快な記録です。

要素

アイデンティティーっていうんですが
自分が自分であるためのいろんな肩書きとか経歴とかそういうの
みんないろいろ持っているなぁと思っていて
それはもう持病から体質から顔から髪の毛から何からいろいろあるわけです。
親の職業やら高校時代の成績やら
預金総額やら配偶者のことやら
趣味やらなにやら
もうなんか大変いろいろあるわけです。
たまにふと気づくと何をするのも何を語るのも結局そのナンというか
自分の自分たるそれを周囲に誇示してるだけで
一日が終わってしまうというか。
なんつうか
あ、私つまんないやつだな
プライド高くて気持ち悪いな
どうでもいいのにな、あーあ
思わずへこんでしまうことが多いです。
私はこんなにも自分が好きないかれた人間だったんだと。
もちろんそんなプライドは、前職の頃とかズタズタに否定されたりして
かなり謙虚になったというかいろいろ身の程を知ったというか
そうか、自分のあれこれって何の役にも立たないわけだなと
そして中途半端でしかない学歴さえも何か否定される根拠になっていたりして
でも転職してしまうと
あの前職で耐えたことや学んだこと、それ自体がアイデンティティーになってしまって
なんかな。
疲れるな、人生ってな。